リネン立体マスク柿渋の販売を開始しました

当社のオンラインショップCadeau屋（かどや）のマスクは、すべてにリネンの生地を採用しています。
リネンには、リグニンというポリフェノールがもたらす優れた抗菌性と抗酸化性が備わっておりますので、お客様からは蒸れない、涼しい、乾きやすい、長時間のご使用でも皮膚が擦れにくい、匂うことが少ない、肌に優しく、何回使用しても、洗うごとに繊維が白く、清潔感があるとの嬉しいご高評を頂いておりました。

そのようなお声を背景に、さらにリグニンを豊富に含むナチュラルのリネン生地（品番R1072）を裏地にして、同じ品番の生地を自社で柿渋で染めたものを表地にしたマスクを作りました。
リネンを柿渋で染めると、リネンのセルロースの内部も外部もリグニンで補強されます。
リネンの良さはそのままに、抗菌性と抗酸化性機能性が一段と高く、自然の柿渋の色が、美しいマスクとなりました。
リネンや柿渋のリグニンは、たんぱく質（日本酒の醸造工程で濁りや雑味を取り除くのに使用されています）や、さらにはセシウム等の放射性物質を含む、金属も吸着する性質があります。そして紫外線からもお肌を守ります。
リグニンは植物のポリフェノールで、ポリフェノールの大切な役割の一つは、植物の遺伝子を太陽の紫外線から守る目的と考えられています。

リネンと柿渋のリグニンは、お洗濯によって少しづつは流れ落ちて行きますが、百回洗っても無くなることはありません。抗酸化も抗菌の機能性も長続きします。
また、マスクの外側に使用する、リネンの柿渋染『リネン＋柿渋』の生地は、繊維をリグニンで補強していますのでマスクにも適度の糊付けしたような、シャリシャリの張りが、装着時の清潔感と安心感をもたらします。
マスクの裏地は、生成りのリネンなので、勿論、リネンの優しい特性はそのままです。長時間、あるいは数日身につけていても嫌な臭いも、感触も生じない、不思議な『リネン＋柿渋』の繊維です。でも、その機能性も分析データからも読み取れ、科学的にも納得できますね。

出典：一般財団法人　カケンテストセンター